「予想上手の馬券下手」なんてものはない
馬券教室 - 2019年06月19日 (水)
どうも、とりおやこです。
今日の記事のきっかけは、下のツイートです。
3月はかなり好調で、印を打った馬の単複回収率もいいと思ったんですが、
実際に調べてみると、それほどじゃなかったというつぶやきです。
この中の「そうじゃないんじゃないか」について暫く考えていて、
ようやく頭の整理ができてきたんですが、
やっぱり「馬券が上手い」ということではないと思います。
印を打った馬の単複回収率が悪いのに、なぜ馬券トータルで勝てるのかと言うと、
一つの理由は簡単で、ワイドが当たっているからです。
分かりやすい例を挙げると、◎一つと△二つの印を打って、
◎から△へのワイド2点勝負をした結果、ワイド1点的中だったとします。
このとき、◎の単勝が200円で複勝が110円、△の複勝がそれぞれ180円とすると、
印全体での単勝回収率は67%ですし、複勝回収率も100%は割っていますが、
このオッズでワイド2点買いなら、1点的中でも余裕のプラス回収です。
ひょっとすると、これも「馬券上手」と言うのかも知れないですけど、
展開などの理由から荒れやすいレースというのはあるので、
「当たるレースではビシッと当たるし、当たらないレースでは全然ダメ」というのは、
なんとなく分かっていただけると思います。
そして、もう一つの理由は、複勝を買うべきところで複勝を買い、
単勝を買うべきところで単勝を買っていたからだと思います。
世間的には、これこそ「馬券上手」と言われるかも知れませんが、
自分の体感的には、これは馬券上手とは思わないです。
例えば、大本命の1番人気が「危険な人気馬」だと思われる場合、
それが事実だとすると、単勝の旨味はグッと上がりますが、
複勝であれば、4着以下に飛んでくれなければ、あまり旨味はありません。
この例に限らず、狙い目の踏み込み度はレースによって違っていて、
その度合いによって、単勝にしたり複勝にしたり、ワイドにしたりするわけです。
自分の場合、この判断のほとんどを経験から来る「カン」でやってますが、
体系的にきちんと整理して、データを取ることも可能だと思っています。
世の中では、いいところに印を打っているのに当たらない状態を、
「予想上手の馬券下手」なんて言ったりしますが、
やっぱり「予想上手の馬券下手」なんてものはないと思います。
元々のツイートでは、印の成績はそれほど良くないのに馬券は勝ってるという話しかしてませんが、
負けてるときというのは、やっぱり印の成績も格段に悪くて、
印の成績と馬券の成績が逆転するということは、経験上、絶対にありません。
勝つためには、やっぱり良いところに印を打つしかないし、
そういう訓練ができていれば、自ずと買うべき馬券を買うようになると思います。
今日の記事のきっかけは、下のツイートです。
自分が打った印の単複回収率より、明らかに馬券の成績の方が良くて、これを一般的には「馬券が上手い」と言うのかも知れないが、自分はそうじゃないんじゃないかと思った。
— とりおやこ(とり) (@tori_3_) 2019年4月15日
3月はかなり好調で、印を打った馬の単複回収率もいいと思ったんですが、
実際に調べてみると、それほどじゃなかったというつぶやきです。
この中の「そうじゃないんじゃないか」について暫く考えていて、
ようやく頭の整理ができてきたんですが、
やっぱり「馬券が上手い」ということではないと思います。
印を打った馬の単複回収率が悪いのに、なぜ馬券トータルで勝てるのかと言うと、
一つの理由は簡単で、ワイドが当たっているからです。
分かりやすい例を挙げると、◎一つと△二つの印を打って、
◎から△へのワイド2点勝負をした結果、ワイド1点的中だったとします。
このとき、◎の単勝が200円で複勝が110円、△の複勝がそれぞれ180円とすると、
印全体での単勝回収率は67%ですし、複勝回収率も100%は割っていますが、
このオッズでワイド2点買いなら、1点的中でも余裕のプラス回収です。
ひょっとすると、これも「馬券上手」と言うのかも知れないですけど、
展開などの理由から荒れやすいレースというのはあるので、
「当たるレースではビシッと当たるし、当たらないレースでは全然ダメ」というのは、
なんとなく分かっていただけると思います。
そして、もう一つの理由は、複勝を買うべきところで複勝を買い、
単勝を買うべきところで単勝を買っていたからだと思います。
世間的には、これこそ「馬券上手」と言われるかも知れませんが、
自分の体感的には、これは馬券上手とは思わないです。
例えば、大本命の1番人気が「危険な人気馬」だと思われる場合、
それが事実だとすると、単勝の旨味はグッと上がりますが、
複勝であれば、4着以下に飛んでくれなければ、あまり旨味はありません。
この例に限らず、狙い目の踏み込み度はレースによって違っていて、
その度合いによって、単勝にしたり複勝にしたり、ワイドにしたりするわけです。
自分の場合、この判断のほとんどを経験から来る「カン」でやってますが、
体系的にきちんと整理して、データを取ることも可能だと思っています。
世の中では、いいところに印を打っているのに当たらない状態を、
「予想上手の馬券下手」なんて言ったりしますが、
やっぱり「予想上手の馬券下手」なんてものはないと思います。
元々のツイートでは、印の成績はそれほど良くないのに馬券は勝ってるという話しかしてませんが、
負けてるときというのは、やっぱり印の成績も格段に悪くて、
印の成績と馬券の成績が逆転するということは、経験上、絶対にありません。
勝つためには、やっぱり良いところに印を打つしかないし、
そういう訓練ができていれば、自ずと買うべき馬券を買うようになると思います。
